北海道ツーリング~イエロー・ブルー編~
目指すべきところ。
こんにちは、あかせんです。
北海道ツーリング、函館からスタートし道北まで行きました。
4日目から天気が悪くなる予報だったため、かなり無理をした感じがしますが、最高の景色を見ることができました。
金森赤レンガ倉庫
せっかく函館からスタートだったので金森赤レンガ倉庫に行ってみました。五稜郭にも行きたかったのですが時間の関係で今回はスルー。
フェリーターミナルから南に少し行くと赤レンガがチラチラ見えてきました。が、人や車が多いこと。
どこかにバイクを止めてふらっと歩きたかったのですが、いまいちどこに止めていいのかわからない。そのうえ暑い。
あまり長居もできないスケジュールだったのでサラッと走り抜けて終わりにしました。
また来よう。
トラピスト大修道院
本日のメインのひとつ、灯台の聖母トラピスト大修道院に行きました。
ここは日本で最初にできた男子修道院で、内部の見学は女人禁制だそうです。
僕はキリスト教信者ではありませんが、写真を見てずっと気になっていた場所だったので行きたかったのです。
修道院の入り口までの来訪でしたが、ここの雰囲気はめちゃくちゃ良いです!
写真でも言葉でもうまく伝えられないほど穏やかで、とても落ち着くところでした。
周りは緑が綺麗な木々に囲まれていて階段を上りきって振り向くと、まっすぐの道の先に海が見えます。
もう最高。
かわいらしい街灯がよき。
たまたまなのか虫や鳥の鳴き声などがまったくせず、風と葉っぱの擦れる音だけが聴こえていてまったりしていました。
ここのソフトは本当に美味しい。
一緒についてくるクッキーもめちゃうまい!
どういうわけかこのソフトがこの日の唯一の食事になりました。
神威岬
西側で1番行きたかったのが神威岬。ルートやスケジュールを考えるとどうしてもこの日に行っておきたい!ということで夕方、閉鎖ギリギリに到着しました。
曇っていてやだなぁと思ってましたが、なんか良い感じの雰囲気!
以前は女人禁制だった様ですが今は女性も入れます。
積丹ブルーの美しさよ。
せっかくなら積丹雲丹も食べたかったのですが、時間も遅いので断念。はやくキャンプ場行かなきゃ。
おたる自然の村野営場
北海道初キャンプに選ばれたのは、小樽の近くにあるキャンプ場!1泊700円です。
市街地に近いから大丈夫かなと思ってたのにどんどん山登っていって焦りました。
いつ動物が出てきてもおかしくないイイトコです。
到着時はすでに真っ暗でしたが、受付は22時までやっているみたいだったので安心。
入り口付近に駐車場がありますが、バイクは中まで入ってきていいとのことでした。助かります。
最初から知っていれば駐車場の泥んこに入らなくて済んだ。
場内はよくあるフリーサイト。そこそこ人が来ていました。
水場もトイレもきれい。
今まで散々むちゃなキャンプをしていたので、真っ暗での設営も10分くらいで完了。
この日はさっさと寝ちゃいました。
2日目 青森ー小樽
走行距離 385㎞
ひたすら北へ
翌日、北海道ツーリング3日目です。
小樽の街中をさらっと走り抜けて、まずは風呂。
その後はひたすらに北に向けて走り続けます。この日は宗谷岬まで行くのです。
その前にまだ入手していなかったホクレンフラッグをゲットしに行きます。
最初このホクレンフラッグがどういうものなのかよくわかっておらず、北海道のGSでなら買えると思っていてあやうくENEOSを出禁になるとこでした。
ということで2日目にして最初のフラッグ『イエロー』をゲット!…は、できませんでした。
給油しに寄ったホクレンで買おうとしたらまさかの品切れ…。まあどうせ札幌に戻ってくるしいいか。
ちょっと落ち込みつつ走ります。
オロロンライン
誰もが一度は聞いたことがあると思います。日本海沿いに延びる絶景を走ることができる道です。
ここの辺りからずっと思い描いていた『北海道の道』が続々と見えてきました。
ただ天気が悪い。
留萌から雨がぱらつき始め、早々にカッパ装着。良い景色なのにどこか気持ちがどんよりしてます。
どんよりしすぎて道を間違えオトンルイの風車をすごい遠くから眺めることになりました。
ただ風車はそこら中にたくさん生えてるので見放題です。
そしてブルーエリアに突入したので今度こそフラッグゲット!
宗谷岬
最北端、宗谷岬。ようやく来れました。
なんとか日が沈む前に…と思っていたらだんだんと雲が消え、空が赤くなってきました。
泣きそう。
ええなぁ。
このためだけでも来る価値はあると思います。
初キツネも拝めました。
ネコみたいに普通に歩いててなんか笑う。
最北端給油もバッチリしました。
クッチャロ湖畔キャンプ場
北海道のキャンプ場で行きたかったのが、エサヌカ線の近くにあるクッチャロ湖。
クッチャロ湖といえば、これもなんとなく聞いたことある北海道の湖ですが、そこのキャンプ場が景色よし、設備よし、料金よしで最高なんだとか。
湖に沈む夕陽が素晴らしいみたいです。まあこの日も日没後の設営なので拝めませんが…。
生き物達と戯れる
宗谷岬からクッチャロ湖まではオホーツクラインを南下していきます。
宗谷岬を皮切りに今まで一切出てこなかったキツネがわさわさ出てきました。道端でくつろいでたり道路を横断していたり…。
やけにデカいキツネがいるなと思ったらそれは鹿で、なぜかバイクと同じ方向に逃げるのでしばらくマスツーしました。北海道すごい。
あとは大量の蛾。なぜかここだけ蛾がめちゃくちゃ多かったです。
そもそも夜間走行はする気はなかったのでスモークシールドしかなかったあほな僕。暗い道をシールドオープンで走ると…。眼鏡していてよかったです。
キャンプ場が良すぎた
クッチャロ湖畔キャンプ場はお値段200円の破格のキャンプ場です。それでいて管理施設に風呂あり、場内にトイレ・水場あり、駐車場あり。ゴミも捨てられます。
やはり人気のようで人がとても多かったです。ですが、利用者のマナーがとてもよく前日のキャンプ場よりも静かでした。
夕陽は見れませんでしたが、ふと空を見上げてみると東京では絶対見れないような星空が。
街灯がかなり明るいので木々の隙間からしか見れませんでしたが、思わず棒立ちで眺めてました。
キャンプしてよかった…。
とてものどかでいいところだったので長居したかったですが、まだまだ北海道は広いので道東に向けて出発です。
3日目 小樽ークッチャロ湖
走行距離 447㎞