クロスカブ110に乗る
天気が良くても前日の雨で凍結の心配。
寒いしやめとこ、、なんて乗る機会が減りがちな2月ですが、ニューフェイスが納車されました!
新型クロスカブ
見た目はアクティブ、中身はカブ。
知らない人が見たら郵便や新聞を配達してるバイクと同じだとはわからないんじゃないでしょうか。
ただ、特徴のある音やシフトペダル周りはまんまカブです。
スーパーカブ110とは違いレッグシールドを取っ払ってハンドル周りを一新。タイヤもクロスカブ仕様で未舗装路も走れるようになっています。
ほかにもいろいろと変わっている部分もあり、ただスーパーカブをカスタムしました!とは言えない面白いバイクです。
選ばれたワケ
さて、無限の走破性を誇るR6を持ちながら「増車」という選択をしたのですが、一番の理由は「アシが欲しかった」です。
昨年の秋から念願の一人暮らしを始めました。
元々都内に住んでいて、新居も都内で、職場も都内です。コスパで語るなら実家を出るのは大間違いですが、まあそれはどうでもいいですね。
問題は『実家にR6を置いてきた』ということです。
おいてけぼり
治安、セキュリティ、整備道具の置き場などの観点から実家にあったほうが安心できるし楽なのです。
しかも新居は大通りから距離があり壁が薄そうな住宅が密集しているところにあるので、エンジン掛けてあれこれしようものならクレーム待ったなしでしょう…。目の前大家さんちだし。
そんなわけで気軽に実家に帰るための移動手段がほしいのです。
はじめはオフ車が欲しかった
単純な移動のためならアドレスなどのスクーターが最強なのでしょうが、そんなんじゃツマンナイデス。
ふと夜に走りたいとき、ちょっとした買い物に行くとき、たまには違うバイクでツーリングに行きたいとき、つまりは楽しめるバイクを探していました。
排気量はファミリーバイク特約でカバーできる125㏄以下、なるべく安くて軽く気軽に乗れるバイクがいいなと。
軽いとなるとオフ車かな?と思っていろいろ探しているとYAMAHA XTZ125を発見。
中国ヤマハで売られていて新車でも20万ちょい…やっす!
125ccなのにフルサイズオフロード。能力は値段相応みたいですが…ありかな!
動画を漁る日々が続きます。
駐車場の問題
XTZ125にしよう!と決めようとした矢先にある問題に気が付きます。
駐車スペースまでバイクが入らない
バイクを置くところには扉があって幅は800mmほど。
XTZ125のハンドル幅は830㎜…。
片側ずつエイヤッ!ってやればギリギリ入るのでしょうが毎回それだと出すのが億劫。気軽にできないのはちょっとなぁ…。
バイク探しのやり直しです。
オフ車に限らずハンドル幅を気にして探しているとき、ふと本屋でクロスカブを特集している雑誌を見つけました。
カブもいいな
所詮カブだろ。最初はそんな印象しか持っていませんでした。
一般的には郵便や新聞配達の印象が根強いですが、僕の場合は田舎のばあちゃんが畑に行くときにカブに乗っていたので、カブ=農業なイメージです。
いつ見ても汚かったので正直ちょっとダサい印象でした。
ところがクロスカブは労働とはかけ離れたフォルム。オシャレなバイクだよ!という売り込みにまんまと乗せられました。
クロスカブ…いいじゃん!
あとは試乗して駐車場も確認。性能も良い感じだったので決まりました。
乗ってみて
2月の初めに納車され、既に慣らしが終わりました。
さくっと感想を言えば、のんびり走るのが楽しくて気負わなくていいバイクです。
50km/hくらいが気持ちよく走ってくれるのでのんびりトコトコが非常に楽しい。クラッチを操作する必要もないので非常にらくちん。
重量も軽くハンドルがよく切れるのでUターンもすいすいです。
シートもふわふわで姿勢も起きているので長時間乗っても疲れませんでした。
ついR6と比較してしまうので取り回しの良さにいちいち感動してしまいますw
燃費もさすがのカブで、60km/L前後をキープしています。
タンクは4.3Lなので250kmくらいは走れます。
満タン入れてもワンコインでお釣りがくるので最初は動揺しました笑
よくないところ
この時期に関してですが、風を遮るものが皆無なのでくそ寒いです。
レッグシールドが嫌で新型にしたのにレッグシールドがほしくなりましたw
手も30分もたたずに痛くなるほどです。
R6の防風機能はすごかったんだなぁと今更ながら実感しました。エンジンも熱いし暖かいし。
あとは足つきがよくないです。
足先の接地具合はR6と同じくらいなのですが、クロスカブの方が落ち着かない感じがします。
R6は足をまっすぐ伸ばしてつま先立ちでピシッと支えられるのですが、クロスカブはシートが幅広いがゆえに膝が少し曲がった状態でつま先立ちになります。
椅子に座ってつま先立ちになる感じです。なのでバランスが取りにくい…ですが車体は軽いので倒れるほどではないですね。
オフヘルにした
実家にR6を置いているのでヘルメットもそっちにおきっぱ。
新しいヘルメットが必要になりました。
前に使っていたSHOEI QUESTでも良かったのですが、ゆったり乗りたいので軽いやつがほしい。
クロスカブに合うヘルメットだとジェットやシールド付きオフヘルなイメージですが、どっちも好みじゃない。
いっそゴーグル付けるタイプのオフヘルにしちゃおう!ということでオフヘルデビューです。
軽さ、値段、見た目などで散々悩んだ結果、ZEALOTのMadJumperにしました。
安価に良いものを作るというメーカーの思いがあり実際かなり安いです。
普通のモデルだと16000円程。僕が選んだカーボンハイブリッドでも26000円程です。
最初は普通のモデルにしようとしましたが、カーボンタイプが軽すぎて気に入り、少し予算オーバーでしたが買ってしまいました。1050gはズルい。
このオフヘル、メーカーがオンロードでも映えるよ!とオシオシなのでそのうちR6でイキリライドするのもありかもですね。風で首逝きそ…。
ゴーグルはOakleyのミラーレンズ付きで安くなっていたやつ。
Oakleyはサングラスやスキーゴーグルなどが主流のようで、ネット通販だとバイク用がどれだかわかりにくかったです。
『MX』が記載されいるのがバイク用だとわかるまでだいぶ掛かりました。
基本低速走行ばかりなので風切り音や抵抗もあまり気にならないので、カブにオフヘルはありだと思います!
日常も楽しく
一番の理由は移動のためにということで増車しましたが、今後はクロスカブでのツーリングも増えていきそうです。
弄れるところもたくさんあるし、積載力も期待できます。
街乗りが非常に楽しいバイクなのでR6と使い分けていきたいですね。
そのうち林道などの未舗装路も行ってみたいですが、綺麗なうちはやめておきます笑