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Kawasaki Z250からYAMAHA YZF-R6乗りへ。クロスカブ増えました。ロンツーやキャンツーなどツーリングの記録がメイン。

北海道ツーリング~グリーン・イエロー・レッド編~

遂に終わってしまう北海道ツーリング。とても長かったですが、あっという間な気もするけどとても濃密。表現が難しいです。

最後は天気も回復し行きたいトコもたくさん行くことができました。

帯広は

まだ雨です。
この日もずっと雨なので目標を絞って行きます。

ちなみにサイドバッグを装備していますが、こいつは防水性皆無で普通に浸水します。
付属品でレインカバーがありますが、外側のみの防御です。タイヤが猛烈に巻き上げる飛沫で内側からガンガン給水していきます。
ゴミ袋で覆ってみましたが、まったく歯が立たず逆に水を溜め込むという本末転倒な結果になっていました。
中にはキャンプ用品しか入れてないので問題ないですが、どうにか対策したいところです。

六花亭で朝ごはん

出発時に荷物を積んでたら隣の人たちが六花亭の話をしているのが聞こえてきました。どうやらすぐ近くにあるようなので甘党としては行くしかないです!

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どれもこれも美味しそうなものばかりで素晴らしい!おやつにいくつか購入し、イートインスペースでソフトとパイを食べました。ここに住みたい。

襟裳岬

本日の観光地は襟裳岬のみです。
ただ、僕は二度とバイクで襟裳岬に行くことはないでしょう。

襟裳岬は1年中強風が吹き荒れることで有名なところです。後で調べるとこの日も20m弱吹いていたようです。

当時はそんなことつゆ知らず、なんか楽しそうな場所だし大丈夫だろうと謎の自信。
風なんて脚広げて徐行すればよゆーよゆー!

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強風で写真ぶれる

だめだここは!バイクで来ちゃいけない!

駐車場に入ったはいいものの、奥に行きすぎて風が吹き抜ける位置でストップ。戻るには少し後退しなきゃいけないのですが、左から吹きつける風。動けない…。
とりあえずサイドスタンド出そうにも、常に少し左に傾けていないとなぎ倒される勢い。

詰んだわこれ。助けはこない。
体感ではもっと長く感じましたが、おそらく5分くらい跨がったまま耐えていました。

その後、風が弱まる隙を見つつ徐々に後退しなんとかUターンして安全そうなところで降りることができました。
でも、不安で全然バイクから離れられないので滞在5分で出発です。なにしに来たんだ?

後にZX-14RとMT-10が来てましたが、風に動じず走ってました。リッターはすごい。

そんなこんなで無事に観光地ワースト1入りした襟裳岬でした…。

苫小牧でフラッグ一泊

風と戦いながら海沿いに走ります。次第に雨も降り始めいつしか大雨に。
対向車の跳ね上げる水飛沫が激しく、途中から楽しくなってきました。

序盤に取り損ねたイエローフラッグをゲットするため西へ。
ホテルの空きと翌日の道央までのアクセスも考えて苫小牧で一泊します。
多くのライダーがここからツーリングを始めて、帰っていく場所。今回は利用しませんでしたが次はここからスタートしてみたい。

翌日の出発の時に話したセローおじさんは、苫小牧にフェリーできてから3日も雨で停滞していたみたいです。
僕のように切迫した旅ではなく、余裕を感じられる雰囲気を醸し出していました。こんなおじさんになりたい。

6日目 帯広ー苫小牧
走行距離 336㎞

すばらしき道央

ようやく雨があがり気持ちよく走ることができました。
気分も自然と上がります。行くぞ!

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そして道央も制覇したのでオールフラッグ!!

ファーム富田

道央といえばここ!というくらい有名な場所です。ラベンダーの全盛期ではないですが、園内はいろいろな花や食べ物があり十分楽しめます。

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ラベンダーカラーの原付がかわいい

斜面にラベンダー畑がありましたが、時期外れのためなにもなし。それでも登ってみると富良野を見渡せる良い景色が見れます。

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花に詳しくはないけれど、なんだか癒されます。
ずーっと眺めていたいところでした。

本旅の温泉

本日の宿は近くにあったゲストハウス『トマール』というところ。
ここも最近できたばかりのようでとてもきれい。外国人が多い感じでした。

早めに着いたので近いと思った『十勝岳温泉峡』へ。
北海道マジックで地図で見るより実際は遠いというやらかしをして、日が暮れるのに片道30㎞走ります。

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おかげできれいな夕陽が見れた。

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北海道で最も高地にある温泉宿だそうです。
温泉は茶色っぽいにごり湯で気持ちよく、室内風呂には隕石が落ちてきたような迫力あるレイアウト。
景色も良いみたいなので次は明るいうちに来ます。夜の霧の中来るところではないですね。

7日目 苫小牧ー富良野
走行距離 268㎞

就実の丘

美瑛にある眺望が半端ないところ。
雨じゃなくて良かった!!

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ジェットコースターの路には行けなかったけど、ここもなかなかの道でした。

近くにはセブンスターの木やマイルドセブンの丘などもあったけど、時間の関係でスルー。

これでバイクの観光はおしまい。名残惜しいですが帰る準備をします。

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R6さん泥だらけ。

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センター減っちゃった?

バイク輸送

帰りはバイクは業者に任せて、ライダーは新千歳から飛行機で帰ります。
今回利用したのはBASという輸送サービス。
事前にデポという出発地と到着地を申し込み、入金。事前準備はそれだけです。
日程は…というと入金確認後はいつ持ち込んでも構わないようです。
1つだけ注意点があり、持ち込むことができるのは営業時間内のみ。当たり前じゃん?と思いますが、デポによって営業時間が違います。ゆえに土日は営業時間外だったりします。連休最後の日までバイクに乗って夕方預けて夜の飛行機で帰る!というのが場所によっては出来ないのです。

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本当は苫小牧デポにしたかったのですが、土日休業だったので土曜日に営業している江別デポ(日本梱包運輸倉庫)から発送することにしました。

到着したら車体のキズなどのチェック。書類にサインしてお預けです。
規定のサイズに収まっていれば、サイドバッグや積載物はOKなので荷物を整理してほとんどバイクに積みっぱにしました。ヘルメットも突っ込んでます。

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受け取りはライコランド東雲で。都内デポだと年中無休だったりするので便利です。
さらっとキズのチェックをされて引き渡し。気になる人は自分でよく確認しておいたほうがいいと思います。

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おかえり。

ちなみに輸送にかかる時間ですが、僕の場合は2週間掛かりました。その時の状況によって変わるようで指定はできないみたいです。
そんなこんなで北海道ツーリングは実質3週間です(笑)

8日目 富良野ー江別
走行距離 191㎞

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23日目 江別ー東京
総走行距離 3305㎞

札幌観光

飛行機は日曜日の朝イチの便。ちょっと高かったですが空港のホテルに泊まります。
せっかく札幌の近くにきたのでちょっと観光します。

あの時計台

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がっかり観光地というだけはあります。絵に描いた餅もとい絵に描いた時計台。なんかもうがっかりすぎる。

あの公園

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水曜どうでしょうが好きなので一度来たかった場所です。
HTBは移転してしまうみたいなのでその前に来れて良かった。

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安田さんonちゃん好き。。

その後はお土産も買って帰る準備はバッチリ。ホテルで夜の飛行機を眺めながらのんびりしてました。
バイクがないとどこかさみしい。

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翌日は予定通り飛行機に乗り、わずか1時間半で成田へ。
長旅がついに終わってしまいました。

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また来るよ

北海道は東北地方をまとめたよりも大きい土地です。当然1週間ごときでは足りないのです。
何度も北海道に行く理由、夏になると疼きだす気持ちがわかりました。
たとえ行くことができたとしても僕のようにほとんど雨だったりもします。気軽に行けないところだと余計に行きたくなります。
ライダーの聖地とか言いすぎと思っていましたがそんなことはなかったです。
また行く、絶対、いつか!!

天気に恵まれずなかなか過酷な旅でしたが、それでもめちゃくちゃ楽しくて最高のツーリングでした!

おしまい。